子なし夫婦の気持ちやなんやかんやを綴ると言いつつも、その先の情報ばかりの公開になってしまっていました。
こんな方にオススメ
・子供を諦めたあとに、何をしてよいかわからない
・もはや人生迷子
・他の子なし主婦はどんな風に生きていくの?
しかし、これが中々ひとことでは当然まとまるものでもなく、かといって時系列順にしてみれば
まるでこの世の理不尽に「呪詛」を吐くような有り様です。
いやいやそれはどうなのよ、と思い直しまして。
ブログのテーマでもふわっとお伝えしましたが、結局のところ
私は「子なしであることを受け止めて、前に進んでいきたい」のですよね。
正直、今でも辛いことや憤りを感じることなんて山程あるわけです。
何も状況は変わらないのだから、そりゃあ当たり前ってやつです。
でも、それをウジウジと文字に書き起こしても、それは英単語を覚えるかのごとく
「嫌な記憶」を何度も何度も、脳内に定着させていく作業にほかならないと思いませんか?
もちろん、時々のガス抜きは必要ですけどね。メリハリの問題です。
それでも、誰かに説明する必要がある人生になってしまったことにも相当嫌気がさしており
(「なんで子ども産まないのぉ〜?」っていう、それ聞いてどうすんの?っていう質問。あの質問者の好奇心しか満たされない世界一クソな質問 まぁこういうのが呪詛である)
「もう人間嫌い。静かに日陰で生きていくんだもん…っ(´;ω;`)」
なんて思っていた時もありました。
でもね、そういうの性に合わないのです。
だって私たち、なんにも悪いことしてないからね。
むしろ、頑張ったよ。ああ。頑張った!
世界よ、もっと褒めんか!!!落ち着け
vs理不尽
とはいえ順序だてて話すために、少し私の話にお付き合いください。
20代半ば・東京都の平均初婚年齢より若く結婚し、健康にも気を遣っている私(お酒も飲めない体質です)には、どこか無縁の話だと過信していたのかもしれません。
結婚を決めたときも、私は「これからは子育てに人生を費やし、共働きで苦労しながらも、子ども中心の人生を送るんだろう」と覚悟を決めていました。
そのために、心優しい夫を選び、資金も確保済、新居は実家の近く。予防接種も完璧。
子どもを迎えることを前提にガチガチに環境をかため、準備万端で1年の婚約期間を終えての挙式入籍。
このようにリスクヘッジは完璧といっても過言ではない状態でした。
もちろん、その過程でトラブルが起こることは承知していたし、実際は順風満帆ではないだろうことも分かっていたつもりです。
まさか最初からつまずくなんて、想像もしていませんでした。
そう、人生の指針を失った状態です。
私は愕然としました。
理不尽なことに、どうしようもなく風向きが変わってしまった。
そうなると私たちは生きていくために、帆の向きを変えなくてはなりません。
この時点では既に専業主婦。
奇しくもコロナ禍の折の話しですから、人間関係もシャットダウン。
ノイズをなくすために、もう完全に引きこもり状態です。
そこで私がまず考えついたことは、自分の価値観や考え方を見つめ直すこと。
泣きながら(笑)目標を再設定し、ライフプランを1から練り直しました。
何か意義のあることをしていないと、未来の自分が宙ぶらりんになってしまうようで怖かったのです。
思い当たる課題と取り組み
そうして自分自身と向き合う中で思い浮かんだ不安を書き出し、
時間をかけて1つずつ丁寧に潰していくことにしました。
少し前向きになってきたけれど、まだまだ心が弱っている。
そんな時こそ
未来につながり、安心感を与えてくれることに集中するのはとても有効だと思います。
また、何かに集中することが出来たのなら、その間だけでも嫌な記憶を忘れていられるという「時間薬」としての期待もありました。
もちろん、それはお仕事でも趣味でも何でも良いのです。
それでも当時の私は、一部の人間関係に本当に憤りを感じては生きづらさを覚え…
そんな理不尽に歯を食いしばってきても、結果が出なかったことに「くやしさ」に似た感情を抱えていたため、
もう隙など見せず、完璧になって
絶対におまえらより幸せになって泣かしたるわ!!!
そう強く誓っていたのです。
そんなガチガチのファイティングスタイルから始まった(笑)私ですが
今はもうマウンティング人間を断捨離し、さらに時間薬のおかげもあって少し肩の力が抜けて、本当に自分のためにマイペースに日々を過ごすことが出来ておりますのでご安心ください😅
こうした経緯からブチ切れ状態の私が学んできたことを共有し、
皆さんと一緒に悩み考え、人生をもっと豊かにしていければと思った次第です。
「そう強く誓っていたのです」じゃないよ?!!!
思い当たる不安・課題
- 老後問題
甥や姪に迷惑をかけたくない。
夫婦のどちらかは独居老人確定なので、認知症への恐怖。 - 人間関係
子どものことに関しては立場が弱い。
子育て・孫育てへの平等体験・共感ができない。 - 経済的な不安
不妊治療で減った貯金の補填。
老後問題にも繋がる。 - 夫婦関係
「子は鎹(かすがい)」という言葉もありますから。 - メンタルの回復
自己肯定感が下がっていたこともあり、あからさまな無神経な詮索や、
「子ども〜」というマウントに対して、返す言葉が1つも出ない状態だった。
取り組むと決めたもの
- 健康維持と強化→メンタル回復
ジム通いを始めて、体力づくり。
ストレス発散。脳トレの一貫。 - お金の勉強→小さな達成感の積み重ねによる自己肯定感アップ
資産運用・投資への学習(NISA制度が出たばかりだった)
手始めに簿記3級とFP3級の資格取得。
認知症予防・脳トレ。 - 人間関係の見直し
新しいコミュニティへの参加。
既存の知人との付き合い方を再考。 - 終活の準備→自分の始末は自分で
遺言や後見人制度など、広い意味での終活を意識。
頭がしっかりしている内に行う必要性がある。 - 夫婦で楽しく生きる工夫→夫婦関係を強固なものにする
趣味を楽しみ、生活に彩りを。
結局、ここさえ良ければ幸せなのでは?
※これらの取り組みは定期的に見直し、必要に応じて加筆修正していく予定です。
不妊治療の経験者なら共感いただけるかと思いますが、
「結果の出やすい努力」ほど取り組みやすいものはありません。
そのため、今何をしてよいか分からないという方には、
「FP3級」から学習することをおすすめします。
「逆風張帆」
「逆風張帆(ぎゃくふうちょうはん)」とは、禅の言葉であり、逆風の中で帆を張るということから
困難や逆境の中でも積極的に立ち向かい、むしろそれを利用して前に進もうとする姿勢や行動を意味します。
本当に疲れ切って諦めることに決めたばかりの方は、たくさん眠って食事をとって休みましょう。
何もしない、自分を甘やかす。そういったことも必要だと私は思っています。
そうして「何もしない」を極めたあとって、
「ちょっと何かしてみようかな?」という気持ちが自然と湧いてくるものです。
「何もしない」にも飽きるんでしょうか(笑)
そのときにどんな行動をとるのか?
ここで未来が大きく変わってくるのではないかと私は考えています。
逆風の中で何もしなければ、ただただ私たちという船は流されゆくままでしょう。
これは自分の人生です。
その中には自分の力ではどうしようもない理不尽もありますが、
だからこそ自分の力で何とか出来るものは全て自分の思うままにするために。
人生を豊かにするために、私と一緒に前を向いてみませんか?